からだのゆがみって、どんなこと?
慢性的な腰痛や肩こりに悩まされている方の多くが
気にしていること、 それが体のゆがみではないでしょうか。
骨盤のゆがみが気になって、、、
猫背をなんとかしたくて、、、
体のゆがみと慢性的な症状は
切っても切り離せない関係にあります。
体のゆがみが出やすいポイントを紹介していきます。
<骨盤のゆがみ>
整体などに行くと骨盤矯正というメニューがあることからも、
骨盤のゆがみはイメージしやすいですね。
真ん中にある仙骨と両脇にある二枚の腸骨で
骨盤を形成していて、
仙骨と腸骨の関係性でゆがみが生じてしまいます。
・足を組むクセ
・横向きで寝るクセ
・ズボンやパンツを履く時の支える足
など、日常生活の積み重ねで骨盤はゆがみやすいです。
骨盤は動かないと言われてはいますが、
実際に生活の中で同じような姿勢を
続けているとゆがみます。
足の長さが左右で違う、
歩いているとスカートがくるくる回ってしまう、
靴のすり減り方が違うといったことを感じた時は、
骨盤がゆがんでいる証拠です。
<背骨のゆがみ>
もう一つ気にしておきたいのが背骨のゆがみ。
いきなりですが、背骨は全部で何個あるかわかりますか?
この答えがそのままあなたの背骨の状態を
表しているかもしれません。
正解は26個。
10個くらい? と答えたならばそれだけ動きが
悪くなっている証拠です。
この26個の骨が積み重なって背骨となっているわけですが、
横から見るとS字のような湾曲をしています。
ところが姿勢が悪くなるとこの湾曲が度を過ぎてしまい、
背中の部分で丸みが強くなったり、
腰が反り過ぎてしまったりします。
また、後ろから見たときはまっすぐに見えるのが理想ですが、
後ろから見てS字になっている時もゆがみがあると言えます。
こうなると血流が悪くなるだけでなく、
慢性的な痛みに悩まされる原因になったりもします。
・肩の高さが違う
・写真を取る時に頭の角度を直される
・アゴが前に突き出ているように見える
といったことが気になると背骨に
ゆがみがあると考えることができます。
<股関節や足首でも起きるゆがみ>
もちろん骨盤や背骨以外にも、 足首や股関節といった
よく動く関節でゆがみが起きやすいです。
足首の捻挫グセがある方は自分でも気づかないうちに
足首がゆがんでしまいますし、
内股やガニ股で生活していると股関節に
ゆがみが出やすくなってしまいます。
<まとめ>
姿勢が悪いと言われる場合でも、
それぞれのゆがみごとにストレッチや
トレーニングは異なります。
まずは自分の体の中でどこが動きづらいのか、
どこに痛みが出やすいのか、
それを知ることがトレーニングの第一歩でもあります。
めんてな
倉持江弥