ウオーキングで体力はつくの?

query_builder 2020/12/20
コラム
親子ラン

2020年もあと2週間を切りました。

今年はコロナウイルスの影響が大きかったですね。

テレワーク(リモートワーク)を積極的取り入れる会社が増え、

自宅で仕事をする方が増えたり、休日は外出を控えるようになり、

自分に使える時間が増えた方もいるのではないでしょうか?


運動不足にならないようにと、SNSでトレーニング動画を見たり、

オンラインでパーソナルトレーニングやヨガやピラティスなどの

レッスンを受ける方などもいらっしゃったと思います。


その中でウォーキングを始めた方もいらっしゃると思います。


では、ウォーキングだけで運動不足の解消や

身体を鍛えることができるのでしょうか?

まったく運動をされていなかった方であれば、

最初は効果的になるかもしれません。

しかし、だんだん身体は慣れてきて、体力もついてくることで、

歩く距離を伸ばすもしくは歩くペースを速くするなど

強度を高めていくことが大切になります。  


トレーニングを行う際の原理原則の中に

「過負荷(オーバーロード)の原則」と「漸進性の原則」

というものがあります。


「過負荷(オーバーロード)の原則」は、

日常生活以上の負荷をカラダに与えなければ、

トレーニングの効果は現れませんという意味です。

逆に言うと、楽な生活を続けていた場合は、

カラダの機能(筋力や柔軟性)は低下します。


また、トレーニングをしていてもいつも同じ負荷では、

カラダが刺激になれてしまうため効果が現れにくくなります。  

「漸進性の原則」は、筋肉を増やしていくためには、

同じ負荷でずっと続けるのではなく、

徐々に負荷を高めていくことが必要であることを言っています。

ポイントは、“徐々に”という点です。

現状に見合わない負荷での運動は、

三日坊主になる確率を上げるとともに、

ケガにつながる危険がありますので、注意が必要です。 


この「過負荷(オーバーロード)の原則」と

「漸進性の原則」を考えると、

ウォーキングでマイペースで歩き続けるだけでは

だんだん負荷に慣れてしまい、運動効果が出づらい

もしくはマイナスになっていってしまうことが考えられます。 

 

ウォーキングで運動習慣がついてきたら、

少しずつ筋力トレーニングを取り入れてみませんか?

運動の強度を上げていくことで、

より多くの良い効果がカラダに現れていきます。

また、運動のバリエーションが増えることは楽しみにもなり、

運動を継続していきやすくなります。


どうですか?

コロナ禍というマイナスを、

筋力トレーニングにチャレンジ出来た!

というプラスにかえてみませんか??


トレーニング&ボディケア エフォート

木村友亮