府中のプロフェッショナルが伝える、足がつったときの対処

query_builder 2020/11/25
コラム
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「明け方に足がつって起きてしまう」

「伸びをしようとしたら足をつってしまった」


  秋から冬にかけては足がつりやすくなる方がとても増えてきます。

・歩けなくなる

・階段が昇れない

といった重症ではないのであまり気にしないものの、

足がつらないように恐る恐る背伸びをするというのも、

何となく物足りないですよね。




水分不足

足をつる原因の一つに水分不足が挙げられます。

体内の水分量は成人で約60〜70%、

ご高齢の方で約50〜60%と言われています。

夏場は汗をかくので意識して水分を摂りますが、

寒くなるにつれて、

喉が乾かなくなり水分を摂らなくなっていませんか?



さらに温かい飲み物はお茶やコーヒーなど、

カフェインを多く含むものを飲んでいると、

利尿作用によって水分がより出やすくなる場合もあります。


年齢を重ねるごとに体内の水分は溜めにくくなることから、

冬場こそ意識して温かい物を飲むようにしましょう。




ミネラル不足

もう一つ栄養の面で言えば、マグネシウムやカリウムといった

ミネラル不足も考えられます。


これは特に汗をかきやすい夏場に不足することが多いので、

冬はあまり意識が薄いかもしれません。

普段から野菜や海藻類・豆類を摂る習慣がないと、

慢性的に不足していることもあります。


冬場で言えば、

食事ごとにお味噌汁をいただくようにするのが一番理想的です。

適切な量の水分を温かい状態でいただけますし、

例えばワカメやお豆腐、油揚げ、大根などでミネラルも

摂ることができます。

湯気が出ることで乾燥を防いでくれるのもいいですね。



運動不足

あとは運動不足などによる体の緊張も考えられます。

寒くなるにつれて、

外で散歩する人が明らかに少なくなった気がします。


やっぱり寒いと外に出る回数が少なくなって、

歩く回数が減ってきます。

歩かなくなれば足の動きが少なくなって、

血流が悪くなり固まりやすくなります。

また、寒さで体が縮こまりやすくなるのも

緊張が抜けなくなる原因の一つ。


そのためにもレッグウォーマーなどで

足首を冷やさないようにしつつ、

定期的に歩いたりつま先の曲げ伸ばしを心がけましょう。  


ストレッチ&コンディショニングめんてな 倉持江弥